自動車税早見表を見て納税額をチェック
自動車を所有することによって発生する税金として、毎年かかる自動車税と車検ごとにかかる自動車重量税があります。
自動車税に関しては、4月1日時点におけるその車の所有者に納税義務があり、1年分をまとめて納めることになります。
納税額はエンジン排気量によって変わってきます。
排気量が大きくなるほど自動車税も高額になっていきます。
では、エンジン排気量ごとに、いったいどのくらいの自動車税を納めなければならないのでしょうか。
自分の所有している車の自動車税を知るためには自動車税早見表が便利です。
排気量毎の納税額が書かれているので一目瞭然です。
たとえば、総排気量1リットル以下で29,500円、その後は0.5Lごとにアップしていきますが、
増額の割合は2.0Lまでは5,000円ずつアップしていきますが、その後は一定ではありません。
また軽自動車は優遇税制が適用され一律10,800円となっています。
エコカーにも最初の購入時に優遇税制が適用され、概ね50%~75%が減税されます。
しかし逆に年数が経過する増税となってしまい、13年経過したガソリン車及び11年経過したディーゼル車は15%の増税となります。
軽自動車も13年を経過すると20%の増税となります。
4ナンバー車両の自動車税は普通自動車に比べて割安です
一般的な家庭用の車とは違い、仕事で利用することの多いのが4ナンバーの車両です。
4ナンバー車両の特徴は最初の一桁目で区別することが可能で、軽自動車でも同様に見分けることができます。
4ナンバー車を仕事などで利用する大きなメリットは、自動車税が普通車量よりも大幅に安く設定されている点です。
自動車税が普通車と比較して安くなっていますが、排気量は2,000cc以下という規定があるので注意が必要です。
1トン以下の車両の自動車税は、年間で8,000円になっています。
2トンでは11,500円になり、3トンでは16,000になります。
4トンになると20,500円で、5トンになると25,500円になるので確認が必要です。
軽自動車の自動車税は年間で5,000円になり、一般的な車両の半額以下に設定されています。
自分の車両の自動車税がわからない場合は、陸運局などのホームページにアクセスすれば簡単に確認することが可能です。
自動車税で有利な条件になる1ナンバーの選択肢
自動車税は普通車の場合では、排気量に合わせてランクが異なっています。
2リッタークラスで約4万、3リッタークラスで約5万円になり、排気量が大きくなるとそれだけ税金が高くなるシステムです。
一方でナンバーの種別で分けた場合では、普通車の場合5ナンバーと3ナンバーになることが一般的ですが、
1ナンバーに区分されている自動車も存在しています。
普通は貨物トラックがメインになり、輸送用として利用されているトラックの多くは1ナンバーです。
普通車として販売されている大きな車体のモデルの中には、購入する際に1ナンバーと3ナンバーを選べる車種があります。
1ナンバーの場合では恩恵を受けることができ、自動車税は一律1万6千円です。
車検は毎年実施することが求められますが、毎年支払う自動車税を安くでき、尚且つ重量税も4割程度安くすることができるので、
結果的に維持費用を安くできるというメリットがあります。選べる場合では車検が面倒でなければ1ナンバーが金銭的負担を軽減できます。